ウィンドウプライオリティについて¶
通常のウィンドウは、後にクリエイトしたものほど優先度が高く表示されます。
明示的に優先度を制御したいときは、 PRIORITY に値を設定する必要があります。
大きいほど手前に表示します。
ただし、次のスタイルが指定されていると、PRIORITY を設定した通常のウィンドウよりも優先度が高くなります。
TOP
POPUP
TOPMOST
ただし、同じスタイルが指定されているウィンドウ間なら、PRIORITY を使って優先度制御ができます。
例えば、二つのウィンドウがTOPを指定してクリエイトされているとき、そのウィンドウ間の優先順位は、 PRIORITY で決定されます。
また、TOP,POPUP,TOPMOST間の優先順位は次の通りとなります。
TOP < POPUP < TOPMOST
ウィンドウ描画優先順位フラグ |
説明 |
---|---|
TOP |
ウィンドウの表示優先度を最大にする。 POPUP、TOPMOSTよりは優先度は低い。 TOP同士では、PRIORITYプロパティに設定されている優先度に従います。 |
POPUP |
ウィンドウの表示優先度を最大にします。 TOPより優先され、TOPMOSTよりは優先度は低い。 POPUP同士では、PRIORITYプロパティに設定されている優先度に従う。 ウィンドウ以外をタッチしたとき、自動的にonCloseが呼ばれる。 |
TOPMOST |
ウィンドウの表示優先度を最大にする。 TOP、POPUPよりは優先度が高い。 TOPMOST同士では、PRIORITYプロパティに設定されている優先度に従う。 |
NOECLIPSE |
ウィンドウが開いたときに他のウィンドウを暗くしない(TOP/POPUP時のみ有効) |