TEXTBOX

編集できないエディットボックスです。

キャプションが、コントロールサイズに収まらないときは、テキストボックスをタッチするとスクロールします。

このコントロールはスクロール可能なコントロールです。

STYLEに SCROLL_LOCK をつけておくと、onDragコールバックが呼び出され、ドラッグした方向を検出できます。 DRAGをつけても、これらコントロールには効果がないことに気を付けてください。

TEXTBOX(コントロール名) {

プロパティ1;

プロパティ2;

:

:

プロパティn;

};

記述例

一行のテキストボックスの例(TEXTとほぼ同じ振る舞いになります)

TEXTBOX(Sentence) {
  ID = 001_000_00010;
  STYLE = ANCHOR_BOTTOM;
  SIZE = 300;
  EDIT = 255,0;       //255 characters,one line
  POSITION = 0,$y;
  FONT_KIND = "fn24";
};

複数行(この例では10行)のテキストボックスの例.

TEXTBOX(Sentence) {
  ID = 000_000_00010;
  STYLE = ANCHOR_LEFT;
  CAPTION_COLOR = COLOR32(50,50,50,255);
  FONT_KIND="fn16";
  EDIT = 255,10;              //255 characters,10 lines
  TEX_ID = 0,"EDBT0";
  POSITION = $x,$y;
  SIZE = $w,$h;
};
_images/TEXTBOX.png

プロパティ

TEX_ID = "TXFD?";
COLOR = 1,1,1,1;
CAPTION_COLOR = 1,1,1,1;

パーツIDルール

パーツIDの5文字目を自動的に0/1に入れ替えます。

  • XXXX0: OFFの状態

  • XXXX1: ONの状態

TEX_ID = "TXFD?";

パーツIDがこのように設定されているとすると以下のようなパーツを用意しておく必要があります。

  • TXFD0:フォーカスOFFの状態

  • TXFD1:フォーカスONの状態

ID = コントロールID

コントロールIDを定義します。

ID = 001_000_00010;

注釈

設定しなかったときは、自動的にハッシュ値から生成します。

EDIT = キャプション文字最大数,キャプション最大行数

キャプション文字最大数と、キャプション最大行数を設定します。

POSITION = X,Y

表示位置を決定します。 STYLEの アンカー 指定に応じて、基準位置が変わります。

POSITION = 32,{50} + 64;

座標は 割合指定 が可能です。

SIZE = 横サイズ,縦サイズ

表示サイズを変更します。 省略したとき、若しくは、0を指定すると、テクスチャパーツからサイズを取得してきます。

SIZE = 64,32; //64x32
SIZE = ,32;   //Set the width of the texture part width
SIZE = 64;            //Set the height of the texture part height
SIZE = {50} - 25;

サイズは 割合指定 が可能です。

TEX_ID = テクスチャID,パーツID

TEX_ID = パーツID

テクスチャIDとパーツIDを指定します。

COLOR = R,G,B,A

カラーを指定します。

R,G,Bについては、0~2の間で指定してください。

1を超えたとき、そのカラー成分を2倍まで上げて表示することができます。

Aについては、0~1の間で指定してください。

CAPTION = キャプションID

文字列のIDを指定してください。

こちら を参照ください。

CAPTION = 010_000_00100;

CAPTION = "文字列"

文字列を設定します。

CAPTION = "Hellow world!";

CAPTION_COLOR = R,G,B,A

キャプションのカラーを指定できます。

EDITBOXでは、入力文字列のカラーになります。

0~1の間で指定してください。

CAPTION_OFFSET = X,Y

キャプションの位置を移動することができます。

キャプションオフセットは 割合指定 が可能です。

LINE_SPACE = 行間ピクセル値

コンテンツとコンテンツ間の隙間をこのプロパティで設定可能です。

LINE_SPACE = 8;       //Put an 8-dot space.

割合指定はできません。

GROUP = SCROLLBARコントロールID,…

SCROLLBARコントロールをGROUPとして定義しておくと、自動的にテキストボックスと連動してスクロールバーを表示します。

CONTENTSに入れないように気を付けてください。

複数のスクロールバーを関連付けることも可能です。

GROUP = SCROLLBAR(Horizon),SCROLLBAR(Vertical);

STYLE = スタイル0|スタイル1|..|スタイルn

コントロールの表示アンカーを指定できます。

表示位置アンカーフラグ

説明

ANCHOR_DEFAULT

アンカー位置を左上に設定

ANCHOR_LEFTTOPと同じ

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。

ANCHOR_LEFTTOP

アンカー位置を左上に設定

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。

ANCHOR_LEFT

アンカー位置を左に設定

縦にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTになる。

ANCHOR_LEFTBOTTOM

アンカー位置を左に設定

縦には下辺を基準に配置

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTBOTTOMになる。

ANCHOR_TOP

アンカー位置を上辺に設定

横方向にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_TOPになる。

ANCHOR_CENTER

アンカー位置を画面中央にセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_CENTERになる。

ANCHOR_BOTTOM

アンカー位置を底辺に設定

横方向にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_BOTTOMになる。

ANCHOR_RIGHTTOP

アンカー位置を右上に設定

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。

ANCHOR_RIGHT

アンカー位置を右に設定

縦にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTになる。

ANCHOR_RIGHTBOTTOM

アンカー位置を右に設定

縦には下辺を基準に配置

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。

コントロールの中心位置を指定できます。

中心位置変更フラグ

説明

BASE_DEFAULT

アンカーフラグに応じて変わる。

特に指定しなければ、これになります。

各アンカーフラグの説明を参照

BASE_LEFTTOP

中心位置をコントロールの左上に設定

BASE_LEFT

中心位置を左に設定

縦にはコントロールの真中

BASE_LEFTBOTTOM

中心位置を左下に設定

BASE_TOP

中心位置を上辺に設定

横にはコントロールの中心

BASE_CENTER

中心位置をコントロールの中心

BASE_BOTTOM

中心位置を底辺に設定

横方向にはコントロールの真中

BASE_RIGHTTOP

中心位置をコントロールの右上に設定

BASE_RIGHT

中心位置を右に設定

横にはコントロールの中心

BASE_RIGHTBOTTOM

中心位置を右下に設定

キャプションのフォント装飾を変更できます。

キャプション装飾種類

説明

TEXT_NORMAL

装飾なし

TEXT_BOLD

太字

TEXT_DENT

へこんだ感じの文字

TEXT_SHADOW

影付き文字

機能を制限するスタイルは以下のものがあります。

機能制限スタイル

説明

HIDE

表示を隠す。

DISABLE

押せなくし、暗くする。

NOHIT

押せなくする。

NOBOUNCES

端までスクロールしたとき、勢いが残っていても跳ね返らない

SCROLL_UNLOCK

スクロールを許可する。

SCROLL_LOCK

スクロールを抑制する。