EDITBOX¶
C#: CWinCtrlEditbox
編集可能なエディットボックスの為のコントロールです。
行数指定及び、文字列の最大サイズを指定可能です。
このコントロールはスクロール可能なコントロールです。
STYLEに SCROLL_LOCK をつけておくと、onDragコールバックが呼び出され、ドラッグした方向を検出できます。 DRAGをつけても、これらコントロールには効果がないことに気を付けてください。
EDITBOX(コントロール名) {
プロパティ1;
プロパティ2;
:
:
プロパティn;
};
記述例¶
一行入力のエディットボックスの例
EDITBOX(LoginID) { ID = 001_000_00010; STYLE = ANCHOR_BOTTOM; SIZE = 300; EDIT = 255,0; //255 characters,one line POSITION = 0,$y; FONT_KIND = "fn24"; };複数行(この例では10行)入力のエディットボックスの例.
EDITBOX(Sentence) { ID = 000_000_00010; STYLE = ANCHOR_LEFT; CAPTION_COLOR = COLOR32(50,50,50,255); FONT_KIND="fn16"; EDIT = 255,10; //255 characters,10 lines TEX_ID = 0,"EDBT0"; POSITION = $x,$y; SIZE = $w,$h; };
編集機能¶
Android,iOS環境以外は、簡単な編集機能を持ちます。
Unity Editorの制限により、いくつかの機能はエディター上のキー入力とアプリケーション上のものとでは入力が異なります。
カーソル移動
アプリケーション上
Unity Editor
カーソルを右へ移動
右
右
カーソルを左へ移動
左
左
カーソルを上へ移動
上
上
カーソルを下へ移動
下
下
カーソルを先頭へ移動
Home
Home
カーソルを末尾へ移動
End
End
選択範囲
アプリケーション上
Unity Editor
選択範囲を右に広げる
Shift + 右
Shift + 右
選択範囲を左へ広げる
Shift + 左
Shift + 左
選択範囲を上へ広げる
Shift + 上
Shift + 上
選択範囲を下へ広げる
Shift + 下
Shift + 下
選択範囲を先頭へ広げる
Shift + Home
Shift + Home
選択範囲を末尾へ広げる
Shift + End
Shift + End
編集機能
アプリケーション上
Unity Editor
バックスペース
BackSpace
BackSpace
デリート
Delete
Delete
カット
Ctrl + X
Ctrl + Shift + X
ペースト
Ctrl + V
Ctrl + Shift + V
コピー
Ctrl + C
Ctrl + Shift + Z
プロパティ¶
代表的なデフォルト値¶
TEX_ID = "TXFD?"; TEX_ID1 = "CURSR"; //Cursor parts id COLOR = 1,1,1,1; COLOR1 = 1,1,1,1; //Cursor color CAPTION_COLOR = 1,1,1,1;
パーツIDルール¶
パーツIDの5文字目を自動的に0/1に入れ替えます。
XXXX0: OFFの状態
XXXX1: ONの状態
TEX_ID = "TXFD?";パーツIDがこのように設定されているとすると以下のようなパーツを用意しておく必要があります。
TXFD0:フォーカスOFFの状態
TXFD1:フォーカスONの状態
ID = コントロールID¶
コントロールIDを定義します。
ID = 001_000_00010;注釈
設定しなかったときは、自動的にハッシュ値から生成します。
EDIT = 入力文字最大数,入力可能行数¶
入力文字最大数と、入力可能行数を設定します。
入力可能行数が、0または1の場合、一行入力エディットボックスになります。
SIZE = 横サイズ,縦サイズ¶
表示サイズを変更します。 省略したとき、若しくは、0を指定すると、テクスチャパーツからサイズを取得してきます。
SIZE = 64,32; //64x32 SIZE = ,32; //Set the width of the texture part width SIZE = 64; //Set the height of the texture part height SIZE = {50} - 25;サイズは 割合指定 が可能です。
TEX_ID = テクスチャID,パーツID¶
TEX_ID = パーツID¶
ベースのテクスチャIDとパーツIDを指定します。
TEX_ID1 = テクスチャID,パーツID¶
TEX_ID1 = パーツID¶
カーソルに使うテクスチャIDとパーツIDを指定します。
COLOR = R,G,B,A¶
カラーを指定します。
R,G,Bについては、0~2の間で指定してください。
1を超えたとき、そのカラー成分を2倍まで上げて表示することができます。
Aについては、0~1の間で指定してください。
LINE_SPACE = 行間ピクセル値¶
コンテンツとコンテンツ間の隙間をこのプロパティで設定可能です。
LINE_SPACE = 8; //Put an 8-dot space.割合指定はできません。
GROUP = SCROLLBARコントロールID,…¶
SCROLLBARコントロールをGROUPとして定義しておくと、自動的にエディットボックスと連動してスクロールバーを表示します。
CONTENTSに入れないように気を付けてください。
複数のスクロールバーを関連付けることも可能です。
GROUP = SCROLLBAR(Horizon),SCROLLBAR(Vertical);
STYLE = スタイル0|スタイル1|..|スタイルn¶
エディットボックスのスタイルを指定できます。
エディットボックススタイル |
説明 |
---|---|
EDIT_BLIND |
入力文字をマスクする |
EDIT_ALL |
デフォルト、全ての文字入力が可能 |
EDIT_TYPE_ASCIICAPABLE |
ASCII配列のキーボード |
EDIT_TYPE_URL |
URL入力を行うキーボード |
EDIT_TYPE_NUMBERANDPUNCTUATION |
数字と句読点が含まれるキーボード |
EDIT_TYPE_NUMBERPAD |
PINの入力用にデザインされたテンキーキーボード |
EDIT_TYPE_PHONEPAD |
電話番号入力を行うキーボード |
EDIT_TYPE_NAMEPHONEPAD |
番号入力と文字入力を行うキーボード |
EDIT_TYPE_EMAILADDRESS |
メールアドレスを入力するキーボード |
コントロールの表示アンカーを指定できます。
表示位置アンカーフラグ |
説明 |
---|---|
ANCHOR_DEFAULT |
アンカー位置を左上に設定 ANCHOR_LEFTTOPと同じ コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。 |
ANCHOR_LEFTTOP |
アンカー位置を左上に設定 コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。 |
ANCHOR_LEFT |
アンカー位置を左に設定 縦にはセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTになる。 |
ANCHOR_LEFTBOTTOM |
アンカー位置を左に設定 縦には下辺を基準に配置 コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTBOTTOMになる。 |
ANCHOR_TOP |
アンカー位置を上辺に設定 横方向にはセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_TOPになる。 |
ANCHOR_CENTER |
アンカー位置を画面中央にセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_CENTERになる。 |
ANCHOR_BOTTOM |
アンカー位置を底辺に設定 横方向にはセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_BOTTOMになる。 |
ANCHOR_RIGHTTOP |
アンカー位置を右上に設定 コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。 |
ANCHOR_RIGHT |
アンカー位置を右に設定 縦にはセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTになる。 |
ANCHOR_RIGHTBOTTOM |
アンカー位置を右に設定 縦には下辺を基準に配置 コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。 |
コントロールの中心位置を指定できます。
中心位置変更フラグ |
説明 |
---|---|
BASE_DEFAULT |
アンカーフラグに応じて変わる。 特に指定しなければ、これになります。 各アンカーフラグの説明を参照 |
BASE_LEFTTOP |
中心位置をコントロールの左上に設定 |
BASE_LEFT |
中心位置を左に設定 縦にはコントロールの真中 |
BASE_LEFTBOTTOM |
中心位置を左下に設定 |
BASE_TOP |
中心位置を上辺に設定 横にはコントロールの中心 |
BASE_CENTER |
中心位置をコントロールの中心 |
BASE_BOTTOM |
中心位置を底辺に設定 横方向にはコントロールの真中 |
BASE_RIGHTTOP |
中心位置をコントロールの右上に設定 |
BASE_RIGHT |
中心位置を右に設定 横にはコントロールの中心 |
BASE_RIGHTBOTTOM |
中心位置を右下に設定 |
キャプションのフォント装飾を変更できます。
キャプション装飾種類 |
説明 |
---|---|
TEXT_NORMAL |
装飾なし |
TEXT_BOLD |
太字 |
TEXT_DENT |
へこんだ感じの文字 |
TEXT_SHADOW |
影付き文字 |
機能を制限するスタイルは以下のものがあります。
機能制限スタイル |
説明 |
---|---|
HIDE |
表示を隠す。 |
DISABLE |
押せなくし、暗くする。 |
NOHIT |
押せなくする。 |
NOBOUNCES |
端までスクロールしたとき、勢いが残っていても跳ね返らない |
SCROLL_UNLOCK |
スクロールを許可する。 |
SCROLL_LOCK |
スクロールを抑制する。 |