TEXT

テキストを表示するためのコントロールです。

途中で文字色を変えたりしたいときは、 RICHTEXT を使ってください。 改行は可能です。

デフォルトでは、押したことを検出できません。 コールバックが必要なときは、STYLEにHITを指定してください。

TEXT(Control name) {

  Property 1;

  Property 2;

     :

     :

  Property n;

};

記述例

WINDOW(255_000_00001) {
  STYLE = NOTITLEBAR|ANCHOR_CENTER;
  POSITION = 0,100;
  TEX_ID = 100_000_00001;
  CAPTION = 000_000_00010;
  SIZE = 256,256;
};

TEXT(TEST) {
  ID = 000_002_00001;
  CAPTION = 000_000_00006;
  FONT_KIND="fn40";
  POSITION = 0,0;
};
_images/TEXT.png

プロパティ

ID = コントロールID

コントロールIDを定義します。

ID = 001_000_00010;

注釈

設定しなかったときは、自動的にハッシュ値から生成します。

POSITION = X,Y

表示位置を決定します。 STYLEに応じて、表示位置の基準を柔軟に変更可能です。

注釈

表示位置アンカーフラグと中心位置変更フラグによって、位置が決定します。

テキストアンカーを設定しても表示に影響与えません

POSITION = 32,64;

座標は 割合指定 が可能です。

FONT_KIND = フォント種類

フォントの種類を指定します。

FONT_KIND = "fnt32";

CAPTION = キャプションID

文字列のIDを指定してください。

こちら を参照ください。

CAPTION = 010_000_00100;

CAPTION = "文字列"

文字列を設定します。

CAPTION = "Hellow world!";

CAPTION_COLOR = R,G,B,A

キャプションのカラーを指定できます。

0~1の間で指定してください。

CAPTION_OFFSET = X,Y

キャプションの位置を移動することができます。

キャプションオフセットは 割合指定 が可能です。

CONTENTS_SIZE = 改行サイズ

文字列が改行サイズを超えたとき、そこから自動で改行をします。 指定しないときは、自動的に改行しません。

CONTENTS_SIZE = 128;  //128pixel

改行サイズは 割合指定 が可能です。

LINE_SPACE = 行間ピクセル値

行間をこのプロパティで設定可能です。

割合指定はできません。

LINE_SPACE = 8;       //Put an 8-dot space.

STYLE = フラグ0|フラグ1|..|フラグn

コントロールの表示アンカーを指定できます。

表示位置アンカーフラグ

説明

ANCHOR_DEFAULT

アンカー位置を左上に設定

ANCHOR_LEFTTOPと同じ

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。

ANCHOR_LEFTTOP

アンカー位置を左上に設定

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。

ANCHOR_LEFT

アンカー位置を左に設定

縦にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTになる。

ANCHOR_LEFTBOTTOM

アンカー位置を左に設定

縦には下辺を基準に配置

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTBOTTOMになる。

ANCHOR_TOP

アンカー位置を上辺に設定

横方向にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_TOPになる。

ANCHOR_CENTER

アンカー位置を画面中央にセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_CENTERになる。

ANCHOR_BOTTOM

アンカー位置を底辺に設定

横方向にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_BOTTOMになる。

ANCHOR_RIGHTTOP

アンカー位置を右上に設定

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。

ANCHOR_RIGHT

アンカー位置を右に設定

縦にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTになる。

ANCHOR_RIGHTBOTTOM

アンカー位置を右に設定

縦には下辺を基準に配置

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。

コントロールの中心位置を指定できます。

中心位置変更フラグ

説明

BASE_DEFAULT

アンカーフラグに応じて変わる。

特に指定しなければ、これになります。

各アンカーフラグの説明を参照

BASE_LEFTTOP

中心位置をコントロールの左上に設定

BASE_LEFT

中心位置を左に設定

縦にはコントロールの真中

BASE_LEFTBOTTOM

中心位置を左下に設定

BASE_TOP

中心位置を上辺に設定

横にはコントロールの中心

BASE_CENTER

中心位置をコントロールの中心

BASE_BOTTOM

中心位置を底辺に設定

横方向にはコントロールの真中

BASE_RIGHTTOP

中心位置をコントロールの右上に設定

BASE_RIGHT

中心位置を右に設定

横にはコントロールの中心

BASE_RIGHTBOTTOM

中心位置を右下に設定

キャプションのフォント装飾を変更できます。

キャプション装飾種類

説明

TEXT_NORMAL

装飾なし

TEXT_BOLD

太字

TEXT_DENT

へこんだ感じの文字

TEXT_SHADOW

影付き文字

機能を制限するスタイルは以下のものがあります。

機能制限スタイル

説明

HIDE

表示を隠す。

DRAG

ドラッグ可能にする。

DISABLE

押せなくし、暗くする。

HIT

押せるようにする。