RENDER¶
C#: CWinCtrlRender
レンダーテクスチャに対して自由にレンダリングするためのコントロールです。
コントロールが生成されたとき、一緒にカメラも生成されます。
そのカメラにレンダリングした対象が描画されることになります。
注釈
RENDER を用いてレンダリングするためのリソースを確保したときは、クローズ時には忘れずに削除するようにしてください。
削除し忘れると、ウィンドウクローズの度にリークすることになります。
RENDER(コントロール名) {
プロパティ1;
プロパティ2;
:
:
プロパティn;
};
記述例¶
WINDOW(255_000_00001) { STYLE = NOTITLEBAR|ANCHOR_CENTER; POSITION = 0,100; SIZE = 512,256; }; RENDER(AVATAR) { ID = 000_000_00200; STYLE = ANCHOR_CENTER; POSITION = 0,0; SIZE = {100}-64,{100}-64; CONTENTS_SIZE = 512,512; };
プロパティ¶
代表的なデフォルト値¶
COLOR = 1,1,1,1; SE_ID = 0;
ID = コントロールID¶
コントロールIDを定義します。
ID = 001_000_00010;注釈
設定しなかったときは、自動的にハッシュ値から生成します。
CONTENTS_SIZE = 横サイズ,縦サイズ¶
レンダーテクスチャのサイズを指定します。
正方形で指定し、2のべき乗の値で指定してください。
CONTENTS_SIZE = 1024,1024; //render texture size注釈
必須のプロパティです。 正方形で指定し、幅、高さ共に2のべき乗を指定するようにしてください。 また、最大2048以内に収めておくと互換性の問題が出ずらいです。
注釈
割合指定も可能ですが、互換性の問題もあり、直値を指定するようにしてください。
COLOR = R,G,B,A¶
カラーを指定します。
R,G,Bについては、0~2の間で指定してください。
1を超えたとき、そのカラー成分を2倍まで上げて表示することができます。
Aについては、0~1の間で指定してください。
COLOR1 = R,G,B,A¶
レンダリングする際の背景のクリアカラーを指定します。
R,G,B,Aについては、0~1の間で指定してください。
SE_ID = SE_ID¶
押されたときに鳴らす音のIDを設定します。 デフォルトは、0になっており、音がなりません。
TEX_ID = レンダーテクスチャID名¶
レンダーテクスチャを生成する際の名前として使用されます。 この値を、WINDOWのプロパティ: TEXTURE_ZOFFSET に指定することによって、 レンダリング順序を制御することができます。
STYLE = フラグ0|フラグ1|..|フラグn¶
コントロールの表示アンカーを指定できます。
表示位置アンカーフラグ |
説明 |
---|---|
ANCHOR_DEFAULT |
アンカー位置を左上に設定 ANCHOR_LEFTTOPと同じ コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。 |
ANCHOR_LEFTTOP |
アンカー位置を左上に設定 コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。 |
ANCHOR_LEFT |
アンカー位置を左に設定 縦にはセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTになる。 |
ANCHOR_LEFTBOTTOM |
アンカー位置を左に設定 縦には下辺を基準に配置 コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTBOTTOMになる。 |
ANCHOR_TOP |
アンカー位置を上辺に設定 横方向にはセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_TOPになる。 |
ANCHOR_CENTER |
アンカー位置を画面中央にセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_CENTERになる。 |
ANCHOR_BOTTOM |
アンカー位置を底辺に設定 横方向にはセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_BOTTOMになる。 |
ANCHOR_RIGHTTOP |
アンカー位置を右上に設定 コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。 |
ANCHOR_RIGHT |
アンカー位置を右に設定 縦にはセンタリング コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTになる。 |
ANCHOR_RIGHTBOTTOM |
アンカー位置を右に設定 縦には下辺を基準に配置 コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。 |
コントロールの中心位置を指定できます。
中心位置変更フラグ |
説明 |
---|---|
BASE_DEFAULT |
アンカーフラグに応じて変わる。 特に指定しなければ、これになります。 各アンカーフラグの説明を参照 |
BASE_LEFTTOP |
中心位置をコントロールの左上に設定 |
BASE_LEFT |
中心位置を左に設定 縦にはコントロールの真中 |
BASE_LEFTBOTTOM |
中心位置を左下に設定 |
BASE_TOP |
中心位置を上辺に設定 横にはコントロールの中心 |
BASE_CENTER |
中心位置をコントロールの中心 |
BASE_BOTTOM |
中心位置を底辺に設定 横方向にはコントロールの真中 |
BASE_RIGHTTOP |
中心位置をコントロールの右上に設定 |
BASE_RIGHT |
中心位置を右に設定 横にはコントロールの中心 |
BASE_RIGHTBOTTOM |
中心位置を右下に設定 |
機能を制限するスタイルは以下のものがあります。
機能制限スタイル |
説明 |
---|---|
HIDE |
表示を隠す。 |
DRAG |
ドラッグ可能にする。 |
DISABLE |
押せなくし、暗くする。 |
NOHIT |
押せなくする。 |