RENDER

レンダーテクスチャに対して自由にレンダリングするためのコントロールです。

コントロールが生成されたとき、一緒にカメラも生成されます。

そのカメラにレンダリングした対象が描画されることになります。

注釈

RENDER を用いてレンダリングするためのリソースを確保したときは、クローズ時には忘れずに削除するようにしてください。

削除し忘れると、ウィンドウクローズの度にリークすることになります。

RENDER(コントロール名) {

プロパティ1;

プロパティ2;

:

:

プロパティn;

};

記述例

WINDOW(255_000_00001) {
  STYLE = NOTITLEBAR|ANCHOR_CENTER;
  POSITION = 0,100;
  SIZE = 512,256;
};

RENDER(AVATAR) {
  ID = 000_000_00200;
  STYLE = ANCHOR_CENTER;
  POSITION = 0,0;
  SIZE = {100}-64,{100}-64;
  CONTENTS_SIZE = 512,512;
};
_images/RENDER.png

プロパティ

代表的なデフォルト値

COLOR = 1,1,1,1;
SE_ID = 0;

ID = コントロールID

コントロールIDを定義します。

ID = 001_000_00010;

注釈

設定しなかったときは、自動的にハッシュ値から生成します。

POSITION = X,Y

表示位置を決定します。 STYLEの アンカー 指定に応じて、基準位置が変わります。

POSITION = 32,{50} + 64;

座標は 割合指定 が可能です。

SIZE = 横サイズ,縦サイズ

表示サイズを変更します。

SIZE = 128,128;       //64x32

サイズは 割合指定 が可能です。

注釈

必須のプロパティです。

CONTENTS_SIZE = 横サイズ,縦サイズ

レンダーテクスチャのサイズを指定します。

正方形で指定し、2のべき乗の値で指定してください。

CONTENTS_SIZE = 1024,1024;    //render texture size

注釈

必須のプロパティです。 正方形で指定し、幅、高さ共に2のべき乗を指定するようにしてください。 また、最大2048以内に収めておくと互換性の問題が出ずらいです。

注釈

割合指定も可能ですが、互換性の問題もあり、直値を指定するようにしてください。

COLOR = R,G,B,A

カラーを指定します。

R,G,Bについては、0~2の間で指定してください。

1を超えたとき、そのカラー成分を2倍まで上げて表示することができます。

Aについては、0~1の間で指定してください。

COLOR1 = R,G,B,A

レンダリングする際の背景のクリアカラーを指定します。

R,G,B,Aについては、0~1の間で指定してください。

SE_ID = SE_ID

押されたときに鳴らす音のIDを設定します。 デフォルトは、0になっており、音がなりません。

TEX_ID = レンダーテクスチャID名

レンダーテクスチャを生成する際の名前として使用されます。 この値を、WINDOWのプロパティ: TEXTURE_ZOFFSET に指定することによって、 レンダリング順序を制御することができます。

STYLE = フラグ0|フラグ1|..|フラグn

コントロールの表示アンカーを指定できます。

表示位置アンカーフラグ

説明

ANCHOR_DEFAULT

アンカー位置を左上に設定

ANCHOR_LEFTTOPと同じ

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。

ANCHOR_LEFTTOP

アンカー位置を左上に設定

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。

ANCHOR_LEFT

アンカー位置を左に設定

縦にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTになる。

ANCHOR_LEFTBOTTOM

アンカー位置を左に設定

縦には下辺を基準に配置

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTBOTTOMになる。

ANCHOR_TOP

アンカー位置を上辺に設定

横方向にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_TOPになる。

ANCHOR_CENTER

アンカー位置を画面中央にセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_CENTERになる。

ANCHOR_BOTTOM

アンカー位置を底辺に設定

横方向にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_BOTTOMになる。

ANCHOR_RIGHTTOP

アンカー位置を右上に設定

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。

ANCHOR_RIGHT

アンカー位置を右に設定

縦にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTになる。

ANCHOR_RIGHTBOTTOM

アンカー位置を右に設定

縦には下辺を基準に配置

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。

コントロールの中心位置を指定できます。

中心位置変更フラグ

説明

BASE_DEFAULT

アンカーフラグに応じて変わる。

特に指定しなければ、これになります。

各アンカーフラグの説明を参照

BASE_LEFTTOP

中心位置をコントロールの左上に設定

BASE_LEFT

中心位置を左に設定

縦にはコントロールの真中

BASE_LEFTBOTTOM

中心位置を左下に設定

BASE_TOP

中心位置を上辺に設定

横にはコントロールの中心

BASE_CENTER

中心位置をコントロールの中心

BASE_BOTTOM

中心位置を底辺に設定

横方向にはコントロールの真中

BASE_RIGHTTOP

中心位置をコントロールの右上に設定

BASE_RIGHT

中心位置を右に設定

横にはコントロールの中心

BASE_RIGHTBOTTOM

中心位置を右下に設定

機能を制限するスタイルは以下のものがあります。

機能制限スタイル

説明

HIDE

表示を隠す。

DRAG

ドラッグ可能にする。

DISABLE

押せなくし、暗くする。

NOHIT

押せなくする。