RADIO

ラジオボタンとは、複数のラジオボタン同士をグループ化し、一つがONになるとグループ化されたラジオボタンが自動的にOFFになるボタンです。

CHECKBOX 同様、CONTENTS を持つことができ、タブボタンとして振る舞うことも可能です。

RADIO(コントロール名) {

プロパティ1;

プロパティ2;

:

:

プロパティn;

};

記述例

WINDOW(255_000_00001) {
  STYLE = NOTITLEBAR|ANCHOR_CENTER;
  POSITION = 0,100;
  TEX_ID = 100_000_00001;
  CAPTION = 000_000_00010;
  SIZE = 512,256;
};
RADIO(Party) {
  ID = 000_000_00100;
  POSITION = 16,10;
  TEX_ID=0,"BTNT?";
  CAPTION_COLOR=COLOR32(30,30,30,220);
  FONT_KIND="fn22";
  SIZE=44*4+16,64;
  CAPTION = 000_000_00015;
  GROUP = RADIO(Party),RADIO(Friend),RADIO(Guild);
};
RADIO(Friend) {
  ID = 000_000_00110;
  POSITION = 16,90;
  TEX_ID=0,"BTNT?";
  CAPTION_COLOR=COLOR32(30,30,30,220);
  FONT_KIND="fn22";
  SIZE=44*4+16,64;
  CAPTION = 010_000_00020;
  GROUP = RADIO(Party),RADIO(Friend),RADIO(Guild);
};
RADIO(Guild) {
  ID = 000_000_00120;
  POSITION = 16,170;
  TEX_ID=0,"BTNT?";
  CAPTION_COLOR=COLOR32(30,30,30,220);
  FONT_KIND="fn22";
  SIZE=44*4+16,64;
  CAPTION = 010_000_00010;
  GROUP = RADIO(Party),RADIO(Friend),RADIO(Guild);
};
_images/RADIO.png

この例では、パーティボタン、フレンドボタン、ギルドボタンがそれぞれ排他的にONになります。

プロパティ

代表的なデフォルト値

TEX_ID = "BTN0?";
COLOR = 1,1,1,1;
CAPTION_COLOR = 1,1,1,1;

パーツIDルール

パーツIDの5文字目を自動的に0/1に入れ替えます。

  • XXXX0: OFFの状態

  • XXXX1: ONの状態

TEX_ID = "BTN0?";

パーツIDがこのように設定されているとすると以下のようなパーツを用意しておく必要があります。

  • BTN00:OFFの状態

  • BTN01:ONの状態

ID = コントロールID

コントロールIDを定義します。

ID = 001_000_00010;

注釈

設定しなかったときは、自動的にハッシュ値から生成します。

POSITION = X,Y

表示位置を決定します。 STYLEの アンカー 指定に応じて、基準位置が変わります。

POSITION = 32,{50} + 64;

座標は 割合指定 が可能です。

SIZE = 横サイズ,縦サイズ

表示サイズを変更します。 省略したとき、若しくは、0を指定すると、テクスチャパーツからサイズを取得してきます。

SIZE = 64,32; //64x32
SIZE = ,32;   //Set the width of the texture part width
SIZE = 64;            //Set the height of the texture part height
SIZE = {50} - 25;

サイズは 割合指定 が可能です。

TEX_ID = テクスチャID,パーツID

TEX_ID = パーツID

テクスチャIDとパーツIDを指定します。

COLOR = R,G,B,A

カラーを指定します。

R,G,Bについては、0~2の間で指定してください。

1を超えたとき、そのカラー成分を2倍まで上げて表示することができます。

Aについては、0~1の間で指定してください。

SE_ID = SE_ID

押されたときに鳴らす音のIDを設定します。 デフォルトは、clickSEです。 0を指定すると音が鳴らなくなります。

CAPTION = キャプションID

文字列のIDを指定してください。

こちら を参照ください。

CAPTION = 010_000_00100;

CAPTION = "文字列"

文字列を設定します。

CAPTION = "Hellow world!";

CAPTION_COLOR = R,G,B,A

キャプションのカラーを指定できます。

0~1の間で指定してください。

CAPTION_OFFSET = X,Y

キャプションの位置を移動することができます。

キャプションオフセットは 割合指定 が可能です。

TEX_ID n = テクスチャID,パーツID

TEX_ID n = パーツID

バッジのテクスチャIDとパーツIDを指定します。

n = [1..7]で指定可能です。

TEXTURE_OFFSET n = オフセットX,オフセットY

テクスチャの表示オフセットを指定します。

n = [0..7]で指定可能です。

テクスチャオフセットは 割合指定 が可能です。

TEXTURE_SIZE n = 横サイズ,縦サイズ

テクスチャIDとパーツIDを指定します。

n = [0..7]で指定可能です。

n = 0の時は、 SIZE と同じ意味です。

TEXTURE_SIZE1 = 64,32;        //64x32
TEXTURE_SIZE2 = ,32;  //Set the width of the texture part width
TEXTURE_SIZE3 = 64;   //Set the height of the texture part height

テクスチャサイズは 割合指定 が可能です。

COLOR n = R,G,B,A

バッジのカラーを指定します。

R,G,Bについては、0~2の間で指定してください。

1を超えたとき、そのカラー成分を2倍まで上げて表示することができます。

Aについては、0~1の間で指定してください。

n = [1..7]で指定可能です。

CONTENTS = { コントロール定義 … }

ON状態の時に、自動的にアクティブになるコントロールを関連付けます。

OFF状態の時には、自動的にHIDE状態になります。 全てのコントロールを関連付けることが可能です。

CONTENTS = {
   BUTTON(A) {
      :
   }
   TEXTURE(B) {
      :
   }
   LISTBOX(C) {
      :
   }
}

C#からコンテンツに対してアクセスする方法は こちら を参考にしてください。

注釈

コンテンツ内のコントロールの座標やサイズの 割合指定 には、リストボックスと異なり影響を与えません。

GROUP = ID0,ID1,…,IDn

ラジオボタン同士を関連付けておくと、グループの中の一つがONになった時、 他のラジオボタンを自動的にOFF状態に変更してくれます。

GRUOP = RADIO(A),RADIO(B),RADIO(C);

RADIO(A)がONになると、自動的にRADIO(B),RADIO(C)は、OFFになります。

STYLE = スタイル0|スタイル1|..|スタイルn

コントロールの表示アンカーを指定できます。

表示位置アンカーフラグ

説明

ANCHOR_DEFAULT

アンカー位置を左上に設定

ANCHOR_LEFTTOPと同じ

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。

ANCHOR_LEFTTOP

アンカー位置を左上に設定

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTTOPになる。

ANCHOR_LEFT

アンカー位置を左に設定

縦にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTになる。

ANCHOR_LEFTBOTTOM

アンカー位置を左に設定

縦には下辺を基準に配置

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_LEFTBOTTOMになる。

ANCHOR_TOP

アンカー位置を上辺に設定

横方向にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_TOPになる。

ANCHOR_CENTER

アンカー位置を画面中央にセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_CENTERになる。

ANCHOR_BOTTOM

アンカー位置を底辺に設定

横方向にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_BOTTOMになる。

ANCHOR_RIGHTTOP

アンカー位置を右上に設定

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。

ANCHOR_RIGHT

アンカー位置を右に設定

縦にはセンタリング

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTになる。

ANCHOR_RIGHTBOTTOM

アンカー位置を右に設定

縦には下辺を基準に配置

コントロールの中心位置はデフォルトで、BASE_RIGHTBOTTOMになる。

コントロールの中心位置を指定できます。

中心位置変更フラグ

説明

BASE_DEFAULT

アンカーフラグに応じて変わる。

特に指定しなければ、これになります。

各アンカーフラグの説明を参照

BASE_LEFTTOP

中心位置をコントロールの左上に設定

BASE_LEFT

中心位置を左に設定

縦にはコントロールの真中

BASE_LEFTBOTTOM

中心位置を左下に設定

BASE_TOP

中心位置を上辺に設定

横にはコントロールの中心

BASE_CENTER

中心位置をコントロールの中心

BASE_BOTTOM

中心位置を底辺に設定

横方向にはコントロールの真中

BASE_RIGHTTOP

中心位置をコントロールの右上に設定

BASE_RIGHT

中心位置を右に設定

横にはコントロールの中心

BASE_RIGHTBOTTOM

中心位置を右下に設定

キャプションの中心位置を指定できます。

テキストアンカー

説明

TEXT_CENTER

テキスト表示を中心に合わせます。

TEXT_LEFT

テキスト表示を左に合わせます。

TEXT_RIGHT

テキスト表示を右に合わせます。

キャプションのフォント装飾を変更できます。

キャプション装飾種類

説明

TEXT_NORMAL

装飾なし

TEXT_BOLD

太字

TEXT_DENT

へこんだ感じの文字

TEXT_SHADOW

影付き文字

機能を制限するスタイルは以下のものがあります。

機能制限スタイル

説明

HIDE

表示を隠す。

DRAG

ドラッグ可能にする。

DISABLE

押せなくし、暗くする。

NOHIT

押せなくする。